世の中は変わるのか?

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伊藤です。

「世の中は変わるのか?」と問いかけてみましたが、間違いなく変わるというのが私の答えです。

2週連続で、私の中で関心の高い投票が行われました。

「富山県知事選挙」と「大阪都構想住民投票」です。

1.富山県知事選挙

投票率が60%を超えたのは、びっくりでした!

「保守分裂選挙」。私の周囲でも「誰に投票しようか迷う」と言われる人が多くおられました。

そういう時こそ、自分の考えや信念に近い人を、それぞれが選んだらいいと思います。他人の意見や利害に関係なく。

民間出身の新田氏が選ばれたというのは、間違いなく「変化の兆し」でしょう。

富山市長も応援していたので、ねじれも解消する方向なのかなと思います。

2.大阪都構想住民投票

この結果は「大きな声に流された」ような気がしてなりません。

マスコミや、れいわ新撰組の山本太郎氏の「声」が大きかった、というのが所感です。

私から見て、府知事と市長の取り組みが全国ニュース(インターネットやテレビ)で富山まで伝わっている感じが無かったです。

投票期間中盤までは賛成派がやや有利だったようですが、ある新聞が「大阪市4分割ならコスト218億円増」との報道を出したのが決定打となった、と論じている人もあります。

(イニシャル)コストがかかるのは当たり前。時間も手間もかかります。

「どちらがいいか」というのは、このブログの趣旨からずれるのであまりコメントしませんが、政策上でも、実際の傾向からしても、地方分権が推進される世の中で、「大阪が強く生き残る方法をまじめに考えた」機会だったと思います。

変化そのものが、今の時代に必要なことではなかったかなと。

 

「不動産業」という世界でも同じことが言えると勝手に思っているのですが、毎年毎年、着実に変化しているんです。

法律が変わります。

流行(トレンド)が変わります。

人口が減ります。

高齢者が増え、若年層が減ります。

空き家が増えます。

平均所得が減っています。

コロナがやってきました。

温暖化が進みます。

ITが進展します。

グローバル化が進みます。

車の自動運転が拡大します。

独自の価値観を持つ人が、一層情報発信をして、目立ったりします。

 

こうして、世の中は着実に、少しずつ、変わっています。

政治や行政の世界は、人や制度を大きく変えることが多いので、難しさがあります。

「変化し続けていること」を一人ひとりが自覚し、今まで以上に自らが取捨選択していく必要性・重要性が高まってきています。

もう、昭和の考え方、つまり、私達の世代で言えば、親や年上の上司の考えは通用しない(正解でない)時代になっています。

世の中を意図して変えるのはなかなかのエネルギーが必要ですが、私は流れをよく見極めて、「よいもの」を選んで、「よい方向」に進みたいと思います。