不動産の動向(2023年12月)

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今年最後のブログです。

本年もお付き合いくださり、誠にありがとうございました。

 

いま、とても、崖っぷちにいるような気持ちです。

不動産業者として、いったい何をすれば、

①より多くの人に喜ばれ、

②購入また賃借した後も満足され、

③仕事を良い意味で循環させ、

④社会にも貢献し、

⑤不動産業の権威性アップや、自己の価値を高められるか

という悩みが、常にあります。

と言いますか、そのような悩みを噴出させてくれたのが、この1年間だったと思います。

次から次へと、出て来ます。

 

一番の要因は「物価高」と「現行の不動産に関わる制度」が悪い方向にマッチしていることと考えています。

いま、富山県で住まいを確保したい場合、一番よい選択肢は「新築」です。

できるだけ小さくて便利な土地(富山の場合なら165~200㎡くらい)を手に入れ、

4LDKか5LDKの高気密高断熱の家を建てましょう。

そして、20~30年後の空き家が今から大量生産されるので、社会的には大問題となります。

目の前の利益をたんまり上げたい不動産屋は、この方向に突き進んでいます。

建売とか、もってのほか。

そんな中、新築でないと、ビジネスとして①~③は難しいのかな、と悩んでいるわけです。

④⑤は、新築や土地販売だけでは全く悩み解決しないでしょう。

中古住宅のリフォーム、物価高の影響で、今すごく高いんです。

中古住宅の流通や空き家問題解決にがんばるぞ、だけでは、生きていけない時代なのです。

 

そんな中、以前にアナウンスした「改正空き家対策特別措置法」が12月13日に施行されました。

空き家対策の今

その一部は上記に書いたのですが、その他にもいろいろ変わっているので、改正内容が分かるリンクを下記に貼っておきます。

https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk3_000138.html

(国土交通省HP)

空き家や空き地に対して、なかなか対策が進んでいなかった所を、主に「地方自治体が独自の裁量で」いろいろできるようにしているのがポイントです。

つまり。

各自治体の、空き家対策の本気度が試されます。

富山県はどう動くか?

射水市はどう動くか?

具体的には、改正空き家法を根拠として、どのような条例や規則が作られていくかが焦点になります。

実はいろいろな可能性を秘めている法律でして。

専門用語をあまり使わずに、ざっくり言うと、

・危険度の高い空き家の除去を推進して、売地が増えるかも?

・「市街化調整区域」にある空き家の、居住目的以外での活用を推進できるかも?

・官民一体となって情報共有しながら、空き家活用も交えた一体感のある街づくりができるかも?

・新築ではなく、価値ある古民家の活用を優先して、補助金を活用できるかも?

となり、新築一辺倒になっている富山県の不動産業界の流れが変わるかも?という法律です。

まぁ、うまくこの法律が活用されれば、の話ですけれどもね。

大事なポイントなので、もう一度言いましょう。

主に「地方自治体が独自の裁量で」いろいろできるようにしているのがポイント。

富山県がんばれ~、射水市ちゃんと動いて~、って感じです。

 

さて、来年は生き残れるのか?

皆さま、よいお年を。