2018年9月2日、業界的に、少しざわつきを感じる出来事がありました。
大手銀行4社が、住宅ローンの金利を一部上げたのです。
お客さんから、
「住宅ローンは底打ちかね?」
「来年10月には消費税も上がるから、今が買いってことだよね?」
と似たような質問が出てきます。
そして今日、フラット35まで金利を上げてきました。
前月が年1.34~2.07%だったところ、
9月は年1.39~2.02%と、
最低金利が0.05%上昇。
(最高金利は下がっているんですけど)
昨年10月以来、最大の上げ幅だそうです。
・・・これはマズイ!!
今後、金利が上がり続けるんじゃないか?
不動産を買うなら、いまでしょ!
そんな雰囲気になりやすくなってきています。
実際、どうなるんでしょうか??
・・・私にそんなこと聞かないでください!!
わかるわけないじゃないですか!笑
でも、現在の金利がかなり安いのは、
ここ十数年ほどの動きを見るとよくわかります。
参考までに、下記「フラット35」のサイトを御覧ください。
https://www.flat35.com/kinri/kinri_suii.html
一番安かったのは、平成28年の8月でした。
0.90%~1.57%
現在より0.4%以上安いですね。
つまり。
少なくとも言えることは、
「今に始まった話ではない」ということです。
すでに金利が上がり始めて、2年経ちましたよ、という状況ですね。
ただし、
2019年10月の消費税増税、
2020年夏の東京オリンピック後の消費低迷という、
景気低迷要因が控えているので、
しばらくは金利が上がり続けることはないだろう、
という見解をよく耳にします。
今言えるのは、現時点で不動産購入を考えている人なら、
少しでも購入費用が上がることが見えているので、
希望の場所に、希望の建物が手に入る状況ならば、
いいタイミングで良かったですね、
と言えると思います。
不動産を買う目的は、
長くそこに住む、その場所を使うことですから、
焦って購入するようなことがないように、
気をつけたほうがよいと思います。
・・・私?
いい物件で、いい条件の物件が見つかり、
買えるお金があれば(借りてもやっていければ)、
その時が「買い」だと思ってます(^O^)v
金利も含めて、いい条件が揃って、はじめてGO!ですね。